女性の悩みあれこれと整体
女性特有のいろいろな体調不良でお悩みの方もご相談ください。女性は心も体も繊細です。
女性がいつまでも健康であるために心と体のケアは忘れたくないもの。
整体治療で女性特有の症状の悩みも一緒に和らげていきましょう。
冷え性
冷え性は「万病のもと」といいうのは案外、知られていませんね。
冷え性は体質ではなく、体の状態のことを言います。
体質でなく、状態ですから治せるということです。
女性の2人に1人が「冷え性」といわれるほど多くの人が悩んでいます。
冷え性の人は寒い時期だけではなく、一年中「冷え」を感じています。
特に夏場のオフィスや電車内など冷房の効いた場所に長居することも多いため、温度の変化に対応できず、体が冷え切ってしまうことが多く、体調を崩す原因にもなっています。
普通は熱を作る部分(体内器官や筋肉)と熱を送る部分(血液の循環)が普通に機能していれば冷え性にはなりません。
しかし、運動不足やストレスなどの負荷により体機能が衰えてしまい、いつの間にか冷え性になる人が増えているのです。
治療方法
お腹周りや足のふくらはぎや足つぼ等の整体で改善できます。
便秘
女性に便秘が多いのはいくつかの原因がありまが、閉経前であれば女性ホルモンが大きく影響します。
女性ホルモンの一つ、プロゲステロン(黄体ホルモン)には、大腸の便を肛門側に押し出す蠕動運動を抑えるはたらきがあります。
月経周期後半になると便秘になりやすく、月経がはじまると便秘が解消されるのは月経によりその分泌が増えたり減ったりするためです。
妊娠するとプロゲストロンが常時、分泌されるうえ、子宮が大きくなり、腸を圧迫するために便秘になりやすくなります。
一方、閉経以降は、食事内容の変化や運動不足で便秘になりやすい人が多くなります。
毎日、便がでなくても2~3日に1回、歯みがき剤ぐらいのやわらかさの便が出て、腹痛やお腹の張りなどの症状がなく、苦痛でなければ便秘とはいわず、毎日出ていてもコロコロした固い便しか出ていなくてスッキリしないとなれば、それは便秘となります。
現代は交通が便利となり、人は歩くなどの基本である運動をほとんどしなくなりました。
その分体の代謝も衰え腹筋も弱くなりなかなかいきめず、便秘になってしまう人も多いようです。ウォーキングや簡単なエキササイズなど程よい運動を心がけましょう。
また、若い女性は不規則な食事や、ファーストフ-ドなどで偏った食事で簡単に食事をすましてしまうと体に必要な食物繊維等が不足してしまい便秘になりやすくなります。
人の体は、食べたものの消化が進み直腸に便が送られると大脳に便意の信号が送られますが、しかし、この便意を我慢していると神経が緊張状態になり括約筋が締め付けられ、便意が感じられなくなります。
このように便意の我慢を繰り返していると、脳が直腸からの信号を受けても便意を起こしにくくなり、便秘に繋がっていきます。
便秘解消には日々できることを心がけ、ストレスをためず、則正しい生活とバランスのいい食事をこころがけ改善を進めていきましょう。
対処方法
体への整体や手や足、お腹、背中、腰などの便秘に効くつぼの整体と軽いストレッチで便秘の改善が期待できます。
肌のアンチエイジング
エイジングとは、本来成熟という意味で歳を重ねるごとに深みを増すといことを意味します。
しかし、人間は年を重ねていくことでその過程で体に生じるいろいろなデメリットも発生します。
それらに対して少しでも予防や進化を遅くするというのがアンチエイジングの基本的な考え方です。
身体的な面もそうですが、特に女性はやはり肌が一番気になります。
いつまでも綺麗でありたいのは当然だれしも願うこと。
しかしながら年齢を重ねるごとにどうしてもシワやシミ、そしてお肌のトラブル等、日々の老化は避けてとおれなくなるのが自然です。
すでにマ-ケットではそれらに対応すべく多くの美容化粧品が発売され、皆さまもご利用されてそれぞれ効果を得ていらっしゃいます。
フォレストでは、体の内面をきれいにする健康法に重きをおいて施術しています。
体が健康であれば心も健康になり、おのずと表情も明るく若々しくなります。
まさにこころのアンチエイジングです。
対処方法
体への整体とフェイスマッサ-ジで改善を図ります。
フェイス マッサ-ジは肌と筋肉に心地よい適度な刺激を与えることで毛細血 管の血液循環を改善し、肌の新陳代謝が期待できます。
また、ストレスから起きる心因性のスキントラブルの改善にも有効となり ます。(人により効果に差があります)
骨盤ダイエット
「便秘・下痢・肥満(下半身太り)・生理痛(生理不順)・腰痛・肩こり・不眠・0脚(姿勢が悪い)・肌あれ」など、さまざまな症状が、実は骨盤が「歪む・ズレる・傾く・開く」などが原因で起こっている可能性があるのです。
長年悩んでいた症状が実は骨盤の歪みが原因だったことも珍しくないのです。
骨盤ダイエットは、「骨盤を矯正する=即痩せる」ではなく、「骨盤を矯正することで痩せやすい体にする」というのが、骨盤矯正ダイエットのもっとも正しいイメージだと考えてください。
開いた骨盤、つまりゆがんだ状態を基に戻してあげることで、それまで動きにくかった筋肉や関節が滑かに動かしやすくなり、それにより、例えば同じ距離を歩いても疲れず、運動量や代謝量がアップし、バランス悪く発達していた筋肉も均整の取れた形で発達するようになります。
また、変に負担のかかっていた部分が開放され、膝の痛みや腰痛が改善されたりする場合も多いのです。
骨盤矯正からくるこういった相乗効果がシェイプアップにもつながるのです。
対処方法
腰回りの筋肉を強弱の整体にて少しずつほぐしていきながら効果的なエクササイズによって骨盤を正しい位置に戻すことで、体にやさしいダイエット効果をもたらします。
骨盤の位置を骨盤ダイエットで補正することでウエストサイズやお尻のサイズをスリムアップしていきます。
骨盤のゆがみを矯正することで血行が改善され基礎代謝がアップし、よりダイエット効果が期待できます。
骨盤の名称と役割
骨盤は、「腸骨+恥骨+坐骨+仙骨(仙椎)の4つの骨の総称で、腸骨+恥骨+坐骨の3つを合せて「寛骨」、腸骨の外側の骨を特に「上前腸骨棘」、骨盤の上を「腰椎」といいます。
図のように骨盤の上には腰椎が連動し、この「骨盤+腰椎」が非常に重要で、それぞれ独自の役割をもっています。
また骨盤は身体の中心にある骨で、腰椎だけでなくさまざまな骨と連動していますので、この骨盤が「歪む・ズレる・傾く・開く」などすると、さまざまな症状へと繋がってしまうのです。
◎腰椎(ようつい)
腰椎とは、骨盤の上に5つ並んだ椎骨と椎間板のことで、身体を支え、脊髄(神経)を保護する重要な役割を果たしていますので、腰椎に負担がかかる生活を続けていると「腰椎椎間板ヘルニア」などを発症する可能性が高くなります。
◎寛骨(かんこつ)
寛骨は「腸骨+恥骨+坐骨」の3つの骨からなっています。
寛骨は骨盤内の内臓(大腸)や生殖器(子宮・卵巣・膀胱)を守る役割があり、この腸骨は1日の中で開いたり閉じたりしますがこの開閉がうまくいかないと「肥満・便秘・不眠・生理痛」などの症状が出やすいともいわれています。
恥骨は陰部付近にある骨のことで、骨盤の中で最も前面にある骨です。
坐骨は骨盤のもっとも下にあり、座ったときイスに触れる部分の骨のことで、坐骨で上手に座ることで理想的な姿勢が保たれるといわれていますが、近年ではこの坐骨で上手に座ることができない人が多いといわれています。
◎仙椎(仙骨)
仙椎(仙骨)は骨盤の中央で腸骨と腰椎をつなぐ逆三角形の形をした骨のことで、この仙椎(仙骨)が何らかの原因によって左右どちらかにズレることで、さまざまな症状が出てくるといわれています。
◎上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)
上前腸骨棘は骨盤のもっとも外側の骨のことで、骨盤が開き気味の人は通常よりも前に飛び出しています。
偏食やダイエットによる後遺症
過度なダイエットは体の中の栄養分が不足し、体内バランスを崩してしまいます。病原菌に対する抵抗力も落ち、ホルモンのバランスが崩れ、月経不順を起こしたり貧血を起こしやすくなりますので十分注意が必要です。
貧血は普段から栄養を考えカロリ-を抑えた適量の食事を3食きっちりととり、適度な睡眠、ストレッチなどの軽い運動をすることで比較的簡単に貧血の予防はできるのです。
若さを犠牲にして老化させてまでのダイエットはあまりおすすめできません。何より健康が美の基本です。
無理なく体脂肪を減らすためには有酸素運動も最適です。ジョギングや水泳などで十分な酸素を取り込みながら行う有酸素運動は、体内に取り込んだ糖質と脂質を分解するため、脂肪を減らす効果が上がります。
手軽な朝晩10分程度のストレッチや無理なく続けられるウォ-キングがおすすめです。
・女性の体脂肪率の目安・・・体脂肪計を活用
0歳未満 | 17%未満は低く | 17~24%が標準 | 25~34%はやや高く | 35%以上は高い |
30歳以上 | 20%未満は低く | 20~26%が標準 | 27~34%はやや高く | 35%以上は高い |
・適性体重の目安
算出方法・・・体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で判定するBMI方式です。
この数値が25以上は要注意になります。
また、身長(m)×身長(m)×22で求められる数値が生活習慣病にかかりにくい適正体重となっています。
例えば、160cmの身長の人であれば1.6×1.6×22=56で、56Kgが適正体重になります。
・BMIの目安 18.5 :痩せている
18.5~25未満 :普通
25~30以上 :肥満度1
30以上 :肥満度2
対処方法
軽いストレッチと代謝が悪い部分を中心に体全体をほぐしていくことでダイエット効果があります。
※参考
肥満には、お腹のまわりに脂肪がつくリンゴ型(内臓脂肪型)と下半身に脂肪がつく洋梨型(皮下脂肪型)の2つのタイプがあり、リンゴ型肥満は糖尿病や高血圧などの生活習慣病の発症率を高めてしまいます。女性はウエスト(cm)÷ヒップ(cm)が0.9以上の場合、注意が必要です。
肥満の原因のほとんどが、食べ過ぎと運動不足によるものです。摂取カロリーよりも消費カロリーが少なければ、余分なものが脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。
腰痛
背骨は男性も女性も首に始まる頸椎7本、胸椎12本、腰椎5本、仙椎5本、尾骨3~5本からなり、腹筋と背筋で支えられています。
女性の場合、生理の始まる10代からすでに女性ホルモンの関係で、背骨をサポートする重要な筋肉ができにくい体質となり、男性のように筋肉質とならないため、背骨や骨盤の靭帯もゆるみやすくなってしまいます。
腹筋の弱い女性は重みがかかると、背骨により負担がかかりやすくなり、そのため腰はすぐに疲れやすく、慢性的な腰痛を起こしやすくぎっくり腰にもなりやすいのです。
これは中年以降に腰痛が起こる男性よりもはるかに早い時期に発生します。
女性は日常の生活でも腰に負担のかかるハイヒールを履く機会が多く、そのため姿勢も自然にそり気味となり、これも腰痛を引き起こす要因となります。
また、妊婦さんの腰痛は、骨盤の靭帯を緩ませ赤ちゃんがスムーズに降りてくることができるように妊娠に伴うホルモン分泌の影響によるものと、もう一つはお腹が大きくなることで重心が変化し、筋肉の疲労を回復しにくくしたり、関節への負荷が強まることによるものです。
腰痛は生活習慣が多いに関係してきます。日ごろから腰に負担のかからない姿勢や生活をこころがけることが大切です。
対処方法
体への整体や腰痛に効くつぼなどへの整体と軽いストレッチやスクワットで腰痛の改善が期待できます。
うつ病
女性のうつ病は、年代によりそれぞれ症状が違います。
10代のうつ病
最近は10代にうつ病が増加しています。特に多いのは中学生で最近よく耳にする「イジメ」の問題です。
イジメから精神的な不安に陥りうつ病を発症することが多くなっています。
20代のうつ病
20代に多くみられるのは、現代型うつ病といわれるもので最も多いものです。その特徴は、社会に出てからの周りの環境に適応できなかったり、ストレスに耐えうる能力が低かったりということが要因となるようです。
結果、重圧感により疲労感が増し、身体的に不調をきたす正体がはっきりしないうつ病が多くみられます。
また、過度のダイエットを気にするあまり、「拒食症」「過食症」という身体的な兆候を表す中うつ状態になる女性も多いようです。
20代で母親となった女性は、独身の友人と赤ちゃんに向かい合う自分とのギャップや夫や家事、育児といった状況をすべて一人で背負う気持ちが負担となり産後うつになる危険性が高いといわれています。
30代のうつ病
30代の女性に多くみられるのは、「仮面うつ病」です。症状が顔を出さないが体に頭痛やめまい、肩こり、胃痛、腰痛疲労感、食欲不振など何らかの症状が強く現れるのが特徴です。
内科等を受診しても異常が発見されず、結果、診断がつかない処方で終始することになります。
また、仮面うつ病の場合には、身体的症状が強く現れるため、「うつ病」の診断も困難になってきます。
40代のうつ病
40代の女性は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れる時期にさしかかります。子供の独立や夫の親の介護など、それまでの生活環境と大きく変化する時期に差しかかっていることもあり、女性ホルモンの崩れから体調不良や更年期障害を発する年代でもあります。
40代女性にとって更年期障害で体の状態も辛い中、精神的にも不安になると「生きているのが辛い」という状況に陥ることもあり、この年代のうつ病は自殺を一番心配する必要があります。
50代のうつ病
50代の女性は、うつの症状の中に、閉経に伴う更年期を迎える年齢となります。
この時期は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れ、身体的にもいろいろな症状がでてくるのですが、それに似たようなかたちで、イライラや不眠などのうつ症状も出てきます。
また、子供の独立により、精神的に張り合いが何一つなくなった空虚感に襲われるため、今まで家庭や子育てに力を入れてきた人ほどうつの発症が見られ更年期障害とともにうつが発症しやすくなります。
60代のうつ病
精神的に成熟期を迎えますが、健康への問題や、嫁、姑問題から一人でいる孤独感などからストレスを抱え、うつ病を発症する場合があります。
知人や配偶者との死別による環境の変化により孤独感を強く持ったまま解消できなり、深いうつ病になってしまうのがこの年代です。
老人性うつ病
高齢者のうつ病は、「老年性うつ病」と呼ばれます。
身体的訴えが多くなり、気力の低下や緊張、イライラ感から希死念慮(自分がいなければ周りは助かる)に陥り実際に自殺を図ることもあります。
対処方法
それぞれの年代で、自分が抱え込むストレスが、自分の許容範囲を超えたとき、自律神経のバランスが崩れ、
脳に伝達する「交感神経」と「副交感神経」の切り替えがうまくできなくなり、気分が落ち込み、焦燥感、イライラ、不眠、集中力の低下、
何もしたくなくなるなどの症状が出て「うつ病」になってしまいます。
当院のソフト整体で交感神経及び副交感神経に働きかけることにより、体をリラックスさせることで「うつ病」の発症を抑えたり軽減させることが期待できます。